ABOUT STUDIO
STUDIO PROFILE
- 会社名
- 有限会社ブリッツスタジオ
- 所在地
- 〒815-0081 福岡県福岡市南区那の川2丁目
- 電話・FAX
- 092-526-2479
- 設立
- 2001年1月
- 代表取締役
- 石井紀久
- 業務内容
- 写真撮影全般、及びデジタル処理、フォトコーディネート、ビジュアルディレクション、写真画像による企業イメージアップ戦略、画像を効果的に使用する戦略、web制作
- 撮影依頼について
- 撮影依頼やお見積りはコンタクトページよりご連絡ください。
- NAME
- Blitz Studio
- ADDRESS
- Nanokawa Minami-ku,Fukuoka 815-0081 JAPAN
- TEL・FAX
- +81-92-52-62-479
- ESTABLISHED
- January,2001
- PRESIDENT
- Toshihisa Ishii
- BUSINESS
- photography and digital processing,photo coordination,visual direction and web production
- CONTACT
- Please consult photography request and the estimate, etc. any time.
- FORM
- Please click
MAIN SHOOTING AREA
- 撮影実績(海外)
- イタリア(ミラノ・ローマ)、アメリカ(ニューヨーク)、南アフリカ、シンガポール
- 撮影実績(日本)
- 北海道(札幌・旭川)、青森(八戸)、福島、群馬、栃木、千葉、埼玉、東京、神奈川、静岡、富山、愛知(名古屋) 滋賀、京都、大阪、兵庫、鳥取、島根、岡山、広島、山口、高知、愛媛、香川、福岡、佐賀、長崎(五島)、熊本、大分、宮崎、鹿児島(種子島・奄美大島・徳之島・与論島)、沖縄(本島・宮古島・石垣島)
TOSHIHISA ISHII
建築写真家・石井紀久 1958年東京都板橋生まれ。
大手印刷会社・写真部を経て、1990年に独立。現在ブリッツスタジオ代表、写真家。建築写真業界で頭角を現し、商店建築の表紙にもたびたび掲載。
写真との出会い
写真に興味を持ったのは小学生の低学年の頃、少年誌に掲載されていた懸賞に応募したところ当選して、小さなカメラとフィルムが送られてきた。今で言うトイカメラだと思う。喜んでそのカメラにフィルムを装填して撮影した、現実の世界がプリントとして記録されていたことが、衝撃的に記憶に残った。これが初めての写真との出会いだった。
その後、コダックのインスタントカメラを親にせがんで買ってもらうあれやこれを撮影して、何か物足りないことに気づく。もっと良い写真が撮りたい欲望に気づく、それにはどうすればいいか?そのうち一眼レフカメラの存在を知って、欲しくてたまらない自分になっていた。
当時、自分にとってアサヒペンタックスSPが露出計内蔵で最高のカメラと思い込んでいた。そのペンタックスで自宅の庭にいた昆虫の写真を撮ってコンテストに応募した。入賞して賞金と盾が送られてきて、大喜びした思い出がある。これをきっかけに好きな写真を撮って暮らせたらどんなに楽しいかと思いを巡らて、おぼろげながら将来を考えていた。
中学生になって自分の職業は明確にカメラマンになることを目標にしていた。しかし当時の感覚では写真家になることは、画家や音楽家を目指す様なもの、他人から見れば実現不可能と思うが、自分は諦めることすら一度も頭に浮かばなかった。今あの頃を振り返ると自身にとって大きな目標に夢中に一直線に向かっていたことが懐かしい。
さて現実にはパソコンもスマホもない時代にどうすればカメラマンになれるのかもがいていた。写真月刊誌でカメラ毎日を購読していた自分は一大事決心でカメラ毎日の編集長宛に往復ハガキで質問状を送った。数日後、丁寧な文章の返信ハガキが届いた。編集長は中学生の私に分かりやすく真摯に答えてくれた。『写真を撮ることは多くの職業に関わるので、即座に理解しなければ写真は撮れません。4年生大学を出て多くの一般教養を身につける必要があります。』と云々。好きな写真を職業にすることは、勉強しなければいけないと気づく。
フィルムとデジタルの狭間で
30年以上、4×5インチのフィルムカメラで撮影して仕事をしていた。
ある時、canonから200万画素のデジタル一眼が発売された。その時の販売価格が200万円。その頃、デジタルの時代まだ遠い世界の話と感じていた。しかし、その数年後2000万画素のデジタル一眼が20万円程度になり本格的な写真業界の大革命が急速に始まって行く。
この時はまだ、一眼レフと大判カメラの表現の差は大きく特に建築写真はアオリによる正確なフレーミングの表現を必要とされた。フィルムとデジタルの交差する大きなウェーブで、新たな世界で心労を経験して多くのことを学んだ。デジタルの撮影機材が進化して行く中で、4×5インチで撮影していたころのフレーミングが今でも頭の中から離れない。4×5だったらこの位置からこのフレーミングで狙えるがデジタルでは出来ないそんなフラストレーションがいつも残っていた。現在はレンズの種類が豊富になりフラストレーションが薄らいだが、まだ工夫と情熱を必要としている。
どんなに撮影機材が変化しても撮影者の写真表現の世界は無限に広がっていると感じている。
師匠に学んだこと
『美』に関して教えて頂いた。
『かけがえのない一瞬、また一瞬に生命が敏感に反応して、呼応してシューティングする。単純といえば単純である。ありのままの自然の美しさと、
気取らず飾らず繕わず、無作の対話をただ誠実に織りなしていくことだ。』
黄昏のガラス窓に映る黄金の輝き・・
西陽を浴びてどこまでも伸びる影・・
真っ青な空にぽっかり浮かぶ雲・・
どこまでも一直線な海の水平線・・
光かがやく春の緑・・・
人知れず道端に咲く小さな命たち・・
フランスの大芸術家ロダンの言葉に『要するに、美は到るところにあります。美がわれわれの眼に背くのではなくて、
我々の眼が美を認めそこなうのです。』(高村光太郎訳)
また、インドの大詩人タゴールの洞察は『単に肉眼だけでなく心眼も用いなくては、美を拡大して見ることはできない』
『この心眼を開かせるということが特別な教育の仕事となる』(奈良毅訳)
最後に
「ある『瞬間』の生命に、『永遠』が凝結しています」
写真とは、その『永遠なる瞬間』をとらえ、表現する芸術ではないでしょうか。その意味で写真家は単なる記録者ではない。
なにより人間性の真摯な追及者であると思います。
まだまだ、語りきれない師匠に学んだことがある、いつも心のど真ん中に置いて仕事をしている。
美と精神性の探求する戦いはまだまだ続く・・・。
2018.1.17 石井紀久
COPYRIGHT
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原則として、1用途・1回限りの使用料金です。
無断で複製することはできません。
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